Bubbleで作ったアプリにLINEログインしてみた

Bubbleで作ったアプリにLINEログインしてみた

プラグインのおかげで爆速です。
Clock Icon2022.12.15

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こんにちはCX事業本部のKyoです。

BubbleでLINEログイン(ソーシャルログイン)が使えることを検証したのでレポートします。

材料

Bubbleのプラグインとして以下が公開されているので利用します。

なお、LINEログインを行うためにはLINE Developersへの登録が必要となります。

LINE Developers

作るもののイメージ

  • ログイン画面
    • LINEログインできる
  • ユーザー情報画面
    • 以下が表示される
      • LINE上で設定されているアイコン
      • LINE上で設定されている名前
      • LINE ID

やってみる

プロバイダー・チャネルの作成

LINE Developersコンソールにログインし、プロバイダーを作成します。プロバイダー名は任意でOKです。今回はbubble-plugin-testとしています。

プロバイダーが作成できたら以下の画面に遷移するので、LINEログインを選択します。

赤枠で囲った箇所を設定します。値は任意でOKです。アプリタイプはウェブアプリを選択します。

作成後に遷移するページでチャネルID, チャネルシークレットをメモしておきます。

Bubbleプロジェクトを作成

Bubbleのホームからアプリを作成します。アプリ名は後で必要になります。

プラグインのインストールと設定

画面左側からPluginsでプラグインページに移動し、 “+Add Plugins”をクリックします。

プラグイン一覧が表示されるので、左上の検索にlineと入力し、"LINE LOGINプラグイン"を見つけます。installボタンでインストールを行い、DONEでページを抜けます。

プラグインの設定を行います。プロバイダー・チャネルの作成の際にメモしておいたチャネルID, チャネルシークレットを以下の画像のように入力します。また、”Use a generic redirect URL…”のチェックボックスにもチェックを入れます。

コールバックURL登録

LINE Developersコンソールに移動し、コールバックURLを登録します。

  • “LINEログイン設定”のタブを選択
  • 以下のコールバックURLを入力(プラグインの設定画面に表示されているもの)
        https://【アプリ名】.bubbleapps.io/api/1.1/oauth_redirect
        

  • “開発中”をクリックして、”公開済み”へ変更

ログイン画面作成

Bubbleに戻ってログイン画面を作成します。

ボタンを配置し、ワークフローを設定します。

※ 今回は検証のためシンプルなボタンを利用しています。本番利用される場合はLINEログインボタンのデザインガイドラインに従ってください。

“Account”からSignup/login with a social networkを選択します。

“OAuth provider”をLINE Loginに設定します。

ログイン後にユーザー情報画面へ遷移させるために”Navigation”からGo to page …を選択します。

"Destination"ではCreate a new page… を選択しusersというページを作ります(なおuserは予約語のようで利用できませんでした)。

"Destination"にusersを設定します。

ユーザー情報画面の作成

LINEのユーザー情報を表示するページを作成します。

LINE上で設定されているアイコン

Imageを配置し、”Dynamic image”でGet data from external APIを選択します。

“API provider”でLINE Login - Userを選択、続いて’s pictureUrlを選択します。これでLINE LoginのユーザーのpictureURLを反映するようになります。

LINE上で設定されている名前とLINE ID

先ほど作成したImageの右側にテキストボックスを4つ並べます。

1番上と3番目のテキストボックスにはDisplay Name, LINE IDと入力しておきます。

2番目のテキストボックスでは、Imageと同様にGet data from external APIを選択し、“API provider”でLINE Login - User、続いて’s displayNameを選択します。

4番目も2番目とほぼ同様の手順で、最後のみ‘s userIdを選択します。

動かしてみる

プレビューモードで動作させてみます。

ボタンをクリックすると以下が表示されます。

自身のLINEのID, パスワードを入力し、ログインします(QRコードログインも利用できます)。

"許可する"をクリックするとユーザーページへ遷移します。

無事ログインとユーザー情報が取得できましたね。

※ セキュリティのためLINE IDはマスクしていますが、実際には英数字で取得できています。

所感

プラグインを利用することであっという間にLINEログインが実装できました(GUI操作なので手順の画像が多いですが)。LINE側の準備さえ済んでいれば10分程度で実装できてしまいます。

別のプラグインでLINEメッセージ送信もできるようなのでそちらも試してみたいと思います。

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